看護師が赤十字病院に転職するコツ
全国各地に様々な医療機関があるなかで、なぜ赤十字関連の病院を選んだのかを明確にしておくことが大切です。採用側も、なぜあえて赤十字なのか、どんな志を持って赤十字に転職したいのか知りたいと思っていることがほとんどです。明確な理由があれば赤十字の医療機関で働いてほしい、うちに来て活躍してほしいと思ってもらえます。転職活動を行う際は、まず志望動機をしっかりと考え、履歴書に書いたり面接で答えられたりするようにしておきましょう。
赤十字病院のほとんどは、筆記試験と面接で合否を決めています。筆記試験は、小論文と一般常識が出題されます。筆記試験では一般常識が出題されるので、転職用の参考書などであらかじめ勉強しておくと安心です。内容は看護師の国家試験よりもやや優しいレベルといわれており、国家試験に合格している看護師のほとんどは通過出来る内容です。看護師の国家試験の過去問などに目を通して、予習をしておきましょう。小論文は医療関係や看護関係の題材が出題されることが多いため、過去に出題されたテーマなどで文章を書く練習をしておくとよいでしょう。ニュースや新聞からもテーマが出題されることもあるので、自分の意見を踏まえた小論文が書けるようにしておくことも大事です。
面接では赤十字でどのような仕事をしたいのか、どんな経験を積みたいのかを答えられると好印象です。赤十字では教育面にも力を入れているので、これから勉強したいことや仕事を通して学びたいことを挙げるとさらに有利になるかもしれません。また、面接の質問で聞かれることがある、赤十字の理念や経営方針なども答えられるよう準備をしておきましょう。